コラム
モチベーションアップで継続利用につなげる!ジムの内装デザインのポイント
◎ジムの運営において内装デザインが重要な理由

ジムの内装デザインは、集客や入会、利用者の継続利用などにも影響する大切な要素です。無料体験や見学を実施しているジムでは、はじめて訪れた人が、ここでトレーニングしたいと感じられる空間かどうかが、入会を検討する際の判断材料のひとつとなります。清潔感がなかったり圧迫感のある空間では、設備が充実していてもジムの利用に対する心理的なハードルが高くなってしまうかもしれません。反対に、明るく開放的で清潔感のある環境であれば、はじめての人でも安心して利用できます。
ジムは、継続して通うことが前提となる施設のため、トレーニング設備が充実していることだけでなく、空間の快適性や居心地のよさも重要になります。ここなら続けられそう、また来たいと感じられる内装は、継続利用をあと押しします。照明やカラーなどを工夫すれば、自然とトレーニングをするスイッチが入り、モチベーションが高まるような空間を演出することも可能です。
内装デザインは、ジムのブランドコンセプトや世界観を視覚的に伝える役割も果たしています。競合するジムが多いなかでも、店舗の個性を内装に反映するなら、競合店舗との差別化を図れます。また、SNSやポータルサイトなどで店舗の雰囲気をチェックして、ジムを選んでいる人も増えています。印象的な内装デザインは、写真を通してジムの世界観を伝えられるため、空間そのものを集客ツールとして活用することができます。写真を撮りたくなるような内装はSNSとの相性がよく、利用者による発信や口コミにつながる可能性もあります。
◎ジムの業態にあわせた内装デザイン設計

パーソナルジムや大型フィットネスジムなど、ジムにはさまざまな業態があり、業態によって利用者が求めている体験も異なります。そのため内装デザインも、ジムのターゲットやサービス内容にあわせて設計することが大切です。パーソナルジムでは、マンツーマンでトレーニングを行うため、特別感やプライベート感を重視した内装デザインが向いています。ほかの利用者の視線や話し声が気にならないよう、完全個室や半個室を設けて、集中できる環境をつくりましょう。パーソナルジムは料金が高くなるケースもあるため、高級感のある照明や素材を採用し、ホテルやプライベートサロンのような空間を演出することもできます。モノトーンやグレー、ブラックなどのスタイリッシュなカラーをベースにすると、洗練された印象になります。
大型フィットネスジムでは、清潔感や機能性を優先した内装設計が重要です。24時間営業など、多くの利用者が時間帯を問わず使用するジムでは、大きなワンフロアにマシンを配置すると、全体を見渡しやすくなります。はじめて利用する人でも設備の位置がわかりやすいレイアウトにすることで、利用時の不安を軽減できます。スケルトン天井やコンクリートなどの無骨なデザインも、トレーニングに集中できる雰囲気づくりに効果的です。女性向けや美容系のジムでは、トレーニング施設というよりも、美容空間に近い雰囲気を演出しましょう。ホワイトやベージュ、グレージュなどのやわらかいカラーをベースに、木材や自然素材を組み合わせて、温かみのある居心地のよい空間をつくります。間接照明でリラックスできる雰囲気にしたり、パウダールームや更衣室の内装も充実させるなら、ホテルや美容サロンのような快適な体験を提供できます。
◎継続して通いたくなるジムの内装デザインのポイント

この環境なら続けられそうと感じられる内装は、ジムの継続的な運営に欠かせません。利用するたびに快適に過ごせる空間をつくるためには、照明や素材によって世界観を表現することに加えて、清潔感やトレーニング空間以外の設計もポイントとなります。
〇印象を左右する照明デザイン
ジムの照明は、利用者の気分や施設の印象を左右する重要なデザイン要素です。トレーニングエリアでは、身体の動きや器具を確認するために十分な明るさが必要になります。とはいえ、ただ全体を均一に明るくするのではなく、目的にあわせて使い分けましょう。たとえば、壁面照明やライン照明などの間接照明を組み合わせれば、無機質な空間にデザイン性を加えられます。色温度によっても印象は変わり、白っぽい光なら清潔感やシャープさ、暖かみのある色なら落ち着きや高級感を表現できます。パーソナルジムであれば、カウンセリング時やトレーニング時など、シーンにあわせて照明を変える方法も効果的です。
〇空間の質感を高める素材選び
内装に使用する素材をよく選ぶと、ジムのコンセプトやターゲットに合わせた空間づくりができます。コンクリートは、無骨でストイックな印象を与えるため、本格的なトレーニングジムや男性向けのパーソナルジムと相性がよい素材です。大理石や人工大理石は、ラグジュアリーで上質な内装デザインに向いています。パーソナルジムや美容系ジムのエントランスや受付に取り入れるなら、高級感や特別感を表現できるでしょう。女性向けやウェルネス系のジムでは、木材や木目素材に暖かみのあるカラーを組み合わせることで、リラックスできる居心地のよい空間をつくれます。アクセントとして、ガラスや金属、タイルなどを取り入れて、素材のコントラストを楽しむこともできます。
〇世界観を表現するカラー計画
内装デザインに使用するカラーは、ジムの世界観を表現するために大切なポイントです。ブラックやダークグレーを基調とした内装は、鍛える場所としてのストイックさや力強さを表現でき、男性向けのパーソナルジムと相性のよいカラーです。ブラックにグレーを加えると、さらに都会的で洗練された印象になります。反対にホワイトを基調とした内装デザインは、清潔感や解放感があり、ジム初心者でも入りやすい雰囲気を演出できます。女性向けや美容系のジムであれば、ホワイトにベージュやグレージュ、木目などを組み合わせると上品な印象になるでしょう。また、ジムのブランドカラーをアクセントに加えるなら、内装に統一感が生まれ、ブランドイメージを伝えるためにも役立ちます。
〇清潔で快適なトレーニング環境
ジムは、運動やトレーニングで汗をかく場所のため、清潔感が施設の印象を大きく左右します。どれだけデザイン性の高い内装であっても、設備の手入れが行き届いていなければ、利用者の満足度は低下します。そのため内装に使用する素材は、汗や水分に強く汚れを落としやすいものを選びましょう。壁や床には、傷がつきにくく耐久性が高い素材を採用し、日常的な清掃やメンテナンスがしやすいよう、段差や凹凸をできるだけ減らすこともポイントです。トレーニングエリアだけでなく、更衣室やシャワー室などの水回りも含めて清掃性を考慮するなら、利用者が長く快適に過ごせる空間をつくれます。
〇利用者の満足度を高める付帯設備
ジムの更衣室やシャワー室、ロッカーなどの付帯設備も、また利用したいと感じるために大切なポイントです。更衣室は、十分なスペースを確保するだけでなく、荷物を置いたり着替えたりしやすいレイアウトにするなら、利用時のストレスを軽減できます。ロッカーは、利用者が集中する時間でも混雑しにくいよう、配置や通路幅を工夫しましょう。またシャワー室は、清掃性や防水性を重視して、常に清潔な状態を維持することが求められます。このような付帯設備を充実させることで、施設そのものの付加価値を高めることができるため、利用者の視点に立った設備計画が重要です。
◎ジムの機能性とデザイン性を両立した当社の施工事例
ジムの内装デザインでは、トレーニングに集中できる環境をつくることに加えて、利用者が快適に過ごせる空間づくりも大切です。トレーニングエリアのレイアウトや動線設計、照明やカラーの選び方などにより、使いやすさとデザイン性を両立できます。
〇東京都立川市フィットネスジム

東京都立川市にあるフィットネスジムの内装デザインに参画した事例です。レイアウトプランニングやパーテーション工事、電気・空調の工事なども担当しました。カラーは、黒、グレー、白を基調としたモノトーンでまとめることで、シンプルでありながらシックで高級感のある雰囲気を演出しています。アクセントとして、エントランスの受付カウンターにミラー素材を取り入れたり、赤いブランドロゴを各所に配置しています。モノトーンのなかに印象的な部分を加えることで、シンプルななかにもブランド独自の世界観を感じられるデザインとなっています。
トレーニングルームは、窓から自然光が入る明るい空間に設計しました。圧迫感をおさえながら、開放感のある環境で快適に運動できる空間となっています。パーテーションを活用してスペースを区切ることにより、ひとつの大きな空間を複数のエリアに分け、プライベート感を演出しています。またロッカーやパウダースペースなどの付帯設備も充実させ、トレーニング後の身支度を快適に行える環境を整えました。利用者が実際に過ごす時間や使い勝手を考慮し、快適性と高級感を兼ね備えたジムの内装デザインの施工事例です。
◎まとめ
ジムの内装デザインを計画する際は、ターゲットや業態、提供したいサービスにあわせてデザインすることが大切です。コンセプトに合った照明や素材、カラーを選び、ブランドの世界観を表現しましょう。また利用者の視点に立って、清潔で快適な環境を整えるなら、デザイン性と機能性を両立させることができます。継続利用につながるジムの内装デザインにご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。