コラム
コミュニケーションを活性化!ラウンジスペースを採用したオフィスデザインのポイント
◎オフィスデザインにおけるラウンジスペース

オフィスデザインやレイアウトにおいて、社内のコミュニケーション促進が重要なニーズとなるのに伴い、多くのオフィスでラウンジスペースが設置されています。ラウンジとは、ホテルやマンションなどに見られるような、共用スペースを指しています。ソファやテーブルを置いて、休憩したり話してくつろげるスペースです。オフィスデザインにラウンジスペースを取り入れるなら、社員同士がリラックスして交流できる、社員のための空間となります。
オフィスデザインにおけるラウンジスペースは、単に休憩する場所としてだけでなく、フレキシブルに使用できます。社員は、この空間でリフレッシュしたり食事したり、カフェのように利用することができます。社内のちょっとした打ち合わせや、来客との挨拶の場としても活用できるでしょう。また、オフィスデザインにラウンジスペースを採用すると、イベントの開催場所や集中を必要としない作業を行うスペースとしても利用できます。多くの人が行き来するため、社員同士のコミュニケーションを生み出す場となります。
ラウンジを採用する際は、ワークスペースと異なる雰囲気をもたせたオフィスデザインにします。デザイン性の高い什器や照明などを取り入れたオフィスデザインで、リラックスできるような環境をつくります。カフェやシェアスペースなどで仕事をするテレワークも浸透しているため、ラウンジスペースを利用することへの緊張や抵抗感は低くなっています。むしろ、快適で自由に過ごせる空間として、これから不可欠な要素となるオフィスデザインといえるでしょう。
◎オフィスデザインでラウンジスペースを採用するメリット

社員がくつろげる空間をオフィスデザインに取り入れると、リラックスした雰囲気で気軽に会話ができ、コミュニケーションがとりやすくなります。そのようなオフィスデザインは、結果として社員のモチベーションを高めて生産性を向上させるなど、さまざまなメリットを生み出します。
〇コミュニケーションの活性化
海外では、オフィス内にバーカウンターを設けて、リラックスしてコミュニケーションをとる文化があるようです。日本でも、ラウンジスペースを採用したオフィスデザインにより、普段あまり接点がない部署やチームの社員同士が自然に交流できる場となっています。同じ空間を共有することで、互いの働き方や業務内容が見えたり情報交換ができるなど、自然発生的なコミュニケーションが生まれます。とくに、テレワークやオンラインミーティングなどの普及により、社内でのコミュニケーションは不足しがちです。ランチタイムや休憩中などに、コミュニケーションをとれる場を設けたオフィスデザインは、部署間の風通しをよくし、情報共有を円滑にします。
〇生産性の向上
快適でくつろげるラウンジスペースを取り入れたオフィスデザインは、生産性の向上にもつながります。気軽に気分転換できるオフィスデザインにより、適度に休憩をとれるため作業効率がアップします。また、一時的に場所を変えて作業すると、リフレッシュできるので集中力が持続しやすくなります。そのように、リラックスと集中を繰り返しながら働くことで、結果として生産性も向上します。デザイン性が高く快適なオフィスデザインは、その会社で働く意欲や価値を高めます。ストレスなく仕事できる環境は、社員のモチベーションアップにもつながります。ラウンジスペースでリラックして会話しながら、新しいアイデアが生まれる場合もあるでしょう。
〇ブランディング
オフィスデザインは、社内だけでなく社外に対しても、企業の理念や文化を伝えるために重要な要素です。とくに、ラウンジスペースを採用したオフィスデザインは、企業のブランディングにおいて、視覚でメッセージを伝える効果的なツールとなります。おしゃれで快適なラウンジスペースは、働きやすい環境をつくり、働く人を大切にしている企業として、社員や会社を訪問する人によい印象を与えます。ラウンジスペースのあるオフィスデザインは、求職者に対するブランディングにもなるのです。働きたいと思えるオフィスは、優秀な人材を獲得するためにもよい影響を与えるでしょう。取引先や社外の訪問者との打ち合わせにラウンジスペースを利用すれば、取引先に対するブランディングとしても効果的です。
◎ラウンジスペースを採用したオフィスデザインの設計ポイント

オフィスデザインにラウンジスペースを採用する際、ただそのためのスペースを確保すればいい、というわけではありません。まずは、オフィスデザインの方向性をなるコンセプトをしっかり決定しましょう。それに沿ってオフィスデザインを行い、レイアウトや什器の選定をする必要があります。
〇コンセプトの明確化
コンセプトを明確にすることは、オフィスデザインの方向性を決める重要なポイントです。オフィスデザインにラウンジスペースを取り入れる、一番の理由を掘り下げましょう。コミュニケーションを一番に重視するのか、社員がリラックスできる空間が必要なのかなどによってオフィスデザインの方向性が変わります。コンセプトを決定するうえで、社員のニーズを把握することも大切です。アンケート調査やヒヤリングを行って社員の意見を理解し、意見を反映させたオフィスデザインにするなら、ニーズとのズレをおさえられます。会社の理念やブランドカラーも取り入れて、企業コンセプトにも沿ったオフィスデザインを目指します。
〇コンセプトに合わせた設計
コンセプトが定まったら、それに合わせて具体的なオフィスデザインや設計を進めていきます。重視するコンセプトによって、使用する什器や空間のスタイルは大きく異なります。たとえば、くつろいでリフレッシュできる空間にする場合、ゆったりと座れるソファや一人がけのチェアなどを置いて、落ち着いた雰囲気のオフィスデザインにできます。社員のコミュニケーションの活性化を重視したオフィスデザインなら、自然と会話が生まれるカフェのような空間をつくれます。業務後に立ち寄れる、バーやスナックのようなラウンジスペースをオフィスデザインに取り入れることもできます。
〇オフィス全体のゾーニング
ラウンジスペースだけでなく、オフィス全体を考慮したゾーニングも、オフィスデザインに欠かせません。ゾーニングとは、空間を区分けすることを指しています。全員が利用しやすく、スムーズに行き来できる導線を確保できるような、オフィスデザインにします。そのためには、オフィスの中心部や共通エリアに近い場所に配置するとよいかもしれません。しかし、リラックスや休憩を目的としている場合、ワークスペースから離れた場所や音が届きにくい配置にすることも大切です。自然光が入りやすく、開放的な明るい場所を選ぶなら、より快適でリフレッシュできるラウンジスペースとなります。
〇設置する家具や設備の選定
ラウンジスペースが快適に過ごせる空間になるためには、設置する家具やインテリア、設備の選定も大切です。コンセプトに適したオフィスデザインには、デザイン性の高い家具やインテリアが欠かせません。オフィス全体の統一感やラウンジスペースのコンセプトに合うデザインを選びましょう。快適な空間づくりには、デザインだけでなく機能性も重要です。座り心地のいいソファや使いやすい高さのテーブルなど、機能性も考慮して選定します。ラウンジスペースをさまざまな目的で利用したい場合は、移動可能な什器や折り畳み式のテーブルなどを導入できます。イベントやワークショップの開催など、用途に合わせて変更できるレイアウトも可能です。
◎オフィスデザインにラウンジスペースを採用した当社の施工事例
オフィスデザインでラウンジをレイアウトする際は、コンセプトを決定しそれに合わせたゾーニングや什器の選定を行います。快適なラウンジスペースは、社員が集まり自然とコミュニケーションが生まれる場となるでしょう。
〇世田谷区三軒茶屋オフィス

本社の移転に伴ない、世田谷区三軒茶屋にあるオフィスデザインや内装工事に参画しました。打ち合わせや休憩、社内コミュニケーションの場として使用できる、いくつかのスペースを採用しています。広い来客スペースには、ソファやデスクを配置し、移動パーテーションの導入によって数十名規模のセミナーにも対応できるようになっています。また、畳敷きにした本格的な茶室空間やL字のカウンターとベロア調のカウンター椅子があるスナックなど、ユニークなスペースもレイアウトしました。社員同士や来客とも話が弾む、見た目や居心地も楽しい、バラエティに富んだオフィスデザインとなっています。
◎まとめ
気軽に情報交換ができるコミュニケーションの場として、多くのオフィスデザインにラウンジスペースが採用されています。社員のニーズや会社のコンセプトに合わせて、デザインや什器の選定を行いましょう。オフィス全体でレイアウトを決定するなら、業務との切り替えがしやすく、リラックスできるオフィスデザインとなります。オフィスデザインにおけるラウンジスペースの採用にご興味がある方は、お気軽にお問い合わせください。