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コラム

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誘致力を高める!ビル外観のリノベーションを成功させるポイント

築年数が経過しているビルの外観をリノベーションする事例が増加しています。ビル外観をリノベーションする大きな理由のひとつは、魅力度を向上させ、テナントにビルをアピールする力の強化です。希望したとおりにビルの誘致力を高めるに、好みだけで判断するのではなく、ビルの外観をリノベーションする際の成功ポイントを把握しましょう。この記事では、誘致力を高めるために効果的な、ビル外観のリノベーション方法をご紹介します。

◎古いビルの外観をリノベーションしないと起きうる課題

古いビルの外観をリノベーションしないと起きうる課題ビルが建ってから30年、40年と過ぎていったとき、ビル外観のリノベーション工事を施していないと、空室率が高まり収益性に欠けるビルになる可能性があります。テナントの目に留まりやすく、魅力的だと感じてもらえるビルは、築浅でビル外観の見た目もよいビルです。味のある古さは魅力となる一方、必ずしもビルの価値を引き上げる要素にはなりません。ビルの外観デザインが古ぼけていたり、明らかに修繕がされていない、手入れされていないと見えてしまう古さは、味とはならずビルの価値を下げる原因になります。テナントの心をひく力がない外観のビルは、自然と競争力が弱まり空室が増加して、テナントに選ばれなくなっていくでしょう。古いビルの外観をリノベーションせずに昔の状態を保ち続けると、テナントに選択されない空室率の高いビルになる危険性があります。

ビル外観のリノベーションをしていないと、維持管理費が膨らんでしまうケースも考えられます。ビルが新しいほど保守や維持費用は少額で済みますが、ビルの築年数が長くなると建材や設備の経年劣化が進行するため、修繕や不具合の対応が追加で求められます。ビル外観のメンテナンスが追いつかなくなる可能性も、否定できません。また、機能を含めてリノベーション工事をしないと、外壁の落下をはじめ、ビルに入居しているテナントやビル直下を歩く住民に迷惑をかける場合もあります。定期点検はしていてもリノベーション未対応の築古ビルは、築浅のビルと比較すると、不具合や建材の破損が起きやすい状態になっています。建材の落下が理由で怪我をした人が出てしまうと、メンテナンスに不安があるビルだと認識され、ビルとオーナーの信頼にも傷がついてしまうでしょう。このように、ビルの外観をリノベーションしていないと、古い割に維持管理費が高いとテナントに判断されたり、起きてはいけない事故が発生してしまう場合もあります。

◎ビル外観のリノベーションを成功させるポイント

ビル外観のリノベーションを成功させるポイント

リノベーションは、古いビルが抱える課題解決や将来のトラブルを回避できる手段ですが、ただビルの外観をリノベーションすればよいわけではありません。ビル外観のリノベーションが成功するポイントをおさえたうえで、リノベーション計画の熟考が求められます。

〇周辺の雰囲気をビル外観の意匠に反映させる

古いビルの外観をリノベーションする際は、ビルが建っている周辺エリアの雰囲気をビル外観のデザインに反映させましょう。ビルがあるエリアのカラーや、近隣のビルとマッチするような外観にリノベーションすると、街そのものの景観をより美しく際立てられるからです。現代の流行に沿ったデザインの選択やオーナーが大切にするコンセプトの採用は、ビル外観リノベーションの目的のひとつとなります。しかし、スタイリッシュでコンセプトが反映されていても、街並みから独立するような外観リノベーションは、周囲の雰囲気に影響を及ぼす奇抜なデザインとなってしまいます。ビルの外観をリノベーションする際は、美しくありながらも周辺エリアと調和し魅力度を引き上げ、イメージアップできる意匠の検討が重要です。街並みをより美しく変化させるリノベーションを施すと、ビルの外観自体の美しさもテナントへ同時にアピールできるため、ほかのビルとの差別化も図れます。

〇建物の機能を向上させて省エネや環境に配慮する

ビルの外観に用いる建材の機能を向上させて、省エネや地球環境に配慮できる施工も、ビル外観のリノベーションを成功させるポイントです。塗装や建材などの機能を従来のものよりアップさせ、断熱性を高めて冷暖房が効果的に機能するようリノベーションするなら、二酸化炭素の排出をおさえられます。また、ビルリノベーションにより冷暖房が効率的に稼働すると、省エネ化が実現しテナントが支払う光熱費も削減できます。環境に優しいビルリノベーションは、省エネや環境への配慮を会社の理念に掲げていたり、事業として扱っていたりする企業には、とくに魅力的に映るでしょう。省エネを実行し環境を大切にする姿勢をリノベーション後のビルのコンセプトに掲げ、テナントへ向けて発信できます。ビルの外観デザインだけではなく用いる建材の機能も考慮すると、テナントの関心を引くアピールポイントとなり、リノベーション成功の重要なポイントのひとつとなります。

〇既存の仕上げ材やデザインを引き続き活用する

ビル外観のリノベーションを成功させるポイントには、既存の仕上げ材やデザインの活用もあげられます。リノベーション工事では、ビルの見た目の美しさや機能の追求も大切なポイントです。それと同時に、コストをおさえた計画作成やメリハリのある予算の使い方も、リノベーションを成功ために重要となります。既にある仕上げ材やデザインを引き続き利用すると、建材の購入費用やデザイン代をはじめ、コストダウンが見込めます。レトロ感やアンティークテイストのような良い古さは、見る人に好意的な印象を与えられるでしょう。一方、コストダウンに意識を傾けすぎると、リノベーションが失敗する可能性を高めるので注意が必要です。当時の街の雰囲気や歴史を感じられる味のある古さは、時代遅れのデザインや破損した建材とは、まったく異なります。古いものを取捨選択したうえで継続活用すれば、費用をおさえたビル外観のリノベーションが可能です。

◎リノベーション工事でビルの外観を一新できる部分

リノベーション工事でビルの外観を一新できる部分

ビルの魅力度を押し上げるために、ビル自体の雰囲気や見た目を一新できる部分の工事を実施します。既存の印象や外観を変えられるビルの部分には、エントランスや外壁などがあります。

〇ビルの顔となるエントランス

リノベーションでビルの外観を一新できる部分のひとつは、ビルのエントランスです。エントランスは、入居者や訪問者の視界に真っ先に入るため、ビルの印象を決定づける重要な要素となります。エントランスは、ビルへ抱くイメージに影響を与えるだけではなく、ビルに入っているテナントの印象 にも作用します。固めの企業の事務室として活用してほしいなら、洗練され信頼感を高められるデザインや安心感のある雰囲気づくりが欠かせません。入居を期待するテナントのカラーを考慮した、リノベーションを行いましょう。

〇建物の全体的なイメージを左右する外壁

ビルに抱く全体的なイメージを決める外壁も、アピール力を強めたいときに工夫できる部分にあげられます。外壁はビル全体が視界に入ったときに、目に入る面積が非常に大きい部分のひとつです。外壁のひびや塗装の剥がれは、美観が損なわれてメンテナンスが適切にされていないビルとして、テナントは判断します。リノベーションを実施しないと、入居希望者に選ばれない可能性を高めます。リノベーションで美しさやデザイン性を回復させ、築浅のビルに劣らないような競争力のあるビルに生まれ変わらせましょう。

〇ビル名や企業名が刻まれるサイン

ビル名や企業名が刻まれるサインは、エントランスと同じくビルの顔であり、ビルの外観を変えられる力をもっています。サインはデザインとしてビルを引き立てる役割もありますが、はじめてビルを訪れる人にビルを認知させる存在となるため、認知度やブランディングにも大きく関わります。傷がついていたり、照明が切れていたりすると、ビルのイメージを下げかねません。リノベーションを行うときは、ビルのコンセプトを象徴するデザインや素材、色、設置する場所から字体まで、こだわりを反映させて作れます。

〇雰囲気を演出できる夜間の照明

ビル自体やサインを照らす照明も、リノベーション工事でビルの外観を刷新できる部分のひとつです。季節のイベントをはじめ木々をライトアップするように照明を設置すると、スタイリッシュで魅力的な雰囲気を演出できます。ビルの外観のデザインや魅せ方を変えられる照明は、照らされるサインや外壁だけではなく、光がもたらす陰影も意匠として利用可能です。また、ビルがあるエリアの夜の街並みの光や照明を参考にリノベーションで工夫を施すと、美しい夜景が完成し、エレガントな雰囲気を醸し出せます。

◎テナント誘致に効果的なビル外観のリノベーションを行った当社の施工事例

テナントの目に留まりやすく、かつ魅力的なビルだと感じてもらうには、ビルの雰囲気を変えられるリノベーションが有効です。周辺エリアの雰囲気とマッチしたデザインの提案や、省エネや環境に配慮した設計など、リノベーションを成功に導くポイントをおさえて実施します。

〇東京港区マンションビルのリノベーション工事

ナント誘致に効果的なビル外観のリノベーションを行った当社の施工事例 東京港区マンションビルのリノベーション工事

港区大門浜松町にあるマンションビルのリノベーション工事に参画しました。建設から長い年数が経過しており、エントランスやビル外観などビルの各所のデザインが古かったため、ビルイメージを刷新できるデザインの提案から始めています。スタイリッシュさを演出するために、エントランスではコンクリートの灰色と建具に黒を用いて、雰囲気を引き締めています。マンション名を刻んだサインは、面ごとに違うカラーリングを施しアクセントをつけました。夜間に光るよう照明も設置し、外壁に取り付けた棒状の照明とあわせて、どの時間帯でも見やすく見つけやすい工夫をしています。

◎まとめ

古いビルの魅力度を向上させ、テナントの関心を引くために、外観のリノベーションが効果的です。エントランスや外壁など、リノベーションできる部分は複数あります。誘致力の高いビルへ生まれ変わらせるには、リノベーションを成功に導くポイントをおさえた計画や実行できる技術と経験が欠かせません。誘致力を高められるビル外観のリノベーションを成功させるポイントにご興味がある方は、当社までお気軽にご相談ください。


誘致力を高める!ビル外観のリノベーションを成功させるポイント