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個性的なデザインを実現!ポップな内装設計で重視すべきポイント

黄色やピンク、ブルーといった鮮やかな配色を取り入れたポップな内装設計デザインは、室内空間で過ごす人に強いインパクトを与え、またストレスを緩和したり元気づける効果があります。オフィス環境にポップな内装設計を導入すれば、個性的で柔軟性のある企業であることを取引先や顧客に対して強く印象付けられるでしょう。この記事では、個性的なデザインを実現するポップな内装設計において重視すべきポイントについてご紹介します。
◎ポップな内装設計で個性的デザインを実現する
ポップな内装設計で個性的デザインを実現する彩度が高めの配色を鮮やかに取り入れたポップな内装設計デザインは、室内空間が明るく賑やかな雰囲気になり、その場で過ごす人にポジティブな気持ちを与えられます。カラフルで丸みを帯びたデザインや不規則な形状の什器を内装設計として取り入れれば、個性的で現代的な印象を与えることもできます。性別や世代を問わず訪れた人に強いインパクトを与え、また強い個性を惜しみなく表現できるのがポップな内装設計の魅力です。
 
ポップな内装設計においては、お気に入りの色や柄、デザインのアイテムを思いのままに取り入れたオリジナルの室内空間を実現できます。壁一面をビビッドな色に塗ったり、床のデザインを大胆な柄ものにする、カラフルなラグやソファを置く、カジュアルな照明器具を取り付けるなど、ポップな内装設計のアイデアは十人十色です。とはいえ、好きな色やアイテムを好きなだけ取り入れた内装設計では室内の空間デザインに統一感がなくなってしまうため、全体的なバランスや配色、素材感などを考慮した組み合わせを取り入れることが大切です。そもそもポップとはポピュラー(popular)を略した言葉であり、大衆向けの軽く気取らない雰囲気を表しています。その意味のとおり、ポップな内装設計デザインの空間で過ごすと、明るく元気な気持ちになれたり、居心地が良いためストレスが緩和されるなどの効果があります。このためポップな内装設計は、居住空間や店舗、オフィスなど幅広い場所で広く親しまれています。
 
ポップな内装設計の居住空間は、ひとり暮らしや小さなお子さんのいるファミリー層に選ばれています。好きなものをたっぷり詰め込んだ理想の部屋を実現できますが、使用する色や柄の彩度や明度、デザインが日常生活において邪魔にならないよう配慮する必要があります。店舗デザインをポップにするなら、レストランやカフェをはじめ、雑貨店、美容室、バー、歯科クリニック、習い事の施設など、多様な性別や世代の人が集まる場所に向いています。オフィスデザインであれば、企画やアイデアが飛び交うクリエイティブな業種、複数人数でチームを組んで話し合うことの多い職場などにもおすすめです。いずれにしても、ポップな内装設計を室内空間に取り入れる際には、同じ空間で過ごす人が明るく前向きな気持ちになれるような配色や間仕切り、導線を考慮する必要があります。
 
ひとくちにポップな内装設計といっても、テイストによってさまざまな種類があります。たとえば白や黒、グレーなどを基調とした北欧ポップ、グリーン系を多用したナチュラルポップ、多彩な色を取り入れたアメリカンポップ、どこか懐かしい雰囲気のレトロポップ、大柄や花柄、ピンクなどを多用したガーリーポップなどがあります。ポップな内装設計デザインを考える際には、テイストやどのような色やアイテムをメインに据えるかを考えることが大切です。
◎内装設計をポップにするメリット・デメリット
内装設計をポップにするメリット・デメリット居住空間や店舗、オフィスなど幅広い場所に取り入れられているポップな内装設計デザインですが、とくにオフィスへ導入することによってさまざまなメリットやデメリットがあります。まずポップなオフィスデザインは、内装設計の段階で会社のイメージカラーやロゴ、モチーフやアイテムなどを柔軟に取り入れられるのがメリットです。自社のロゴや商品をあしらったオブジェをエントランスに飾ったり、壁面をコーポレートカラーに統一したり、摺りガラスの間仕切りを採用してオフィス全体の見通しを良くするなど、独自の遊び心を取り入れた内装設計デザインを実現できます。自社の商品やサービスのイメージをポップな雰囲気と結び付けることによって、ブランディングにも効果が期待できます。
 
ポップな内装設計デザインは、打ち合わせなどで来社する顧客やユーザーに対して強いインパクトを与えることから、集客目的としても効果的です。自社WebサイトやSNS、ブログなどで内装設計の詳細についての紹介をすれば、ユーザーの認知度や共感度、好感度が上がり、商品やサービスの売り上げにも貢献するでしょう。オフィス内で働く従業員にとっても、ポップな内装設計によってポジティブな気持ちが生まれ、集中力の向上やコミュニケーションの促進、発言力の向上につながります。
 
一方で、オフィスの内装設計をポップなデザインにすることにはデメリットもあります。ポップな内装設計は鮮やかな色や柄を利用することが多く、バランスや配色、全体的なデザインをしっかり考慮しなければ、かえって無秩序で雑多な印象を与えてしまう可能性があります。あまりにも派手すぎる色や柄、奇抜すぎるアイテムを多用することは控えたほうが良いでしょう。
◎ポップな内装設計デザインで重視すべきポイント
ポップな内装設計デザインで重視すべきポイント多彩な色や柄、デザインを取り入れることでポップな内装設計が実現しますが、好きなものを好きなように配置しても居心地のいい空間にはなりません。オフィスなどの内装設計デザインをポップにする場合には、空間の広さや間仕切り、色の相性、バランスなどを配慮する必要があります。
〇空間の広さと間仕切り
ポップな内装設計では、空間の広さを考慮した配置やデザインと、必要に応じて間仕切りなどで区切ってバランス良く見せる工夫が大切です。ワンフロアのオフィスであれば、ガラス製やカラフルなパーティション、グリーンをあしらったものなど、オフィスの雰囲気とあった間仕切りによって空間を区切り、メリハリのある内装設計を検討します。間仕切りによって区切られたそれぞれの区画ごとに雰囲気の異なるデザインを施したり、ユニークな照明や什器などをバランスよく内装設計に取り入れることで、遊び心のあるオリジナルなオフィスが実現します。
〇色の特性と色同士の相性
内装設計で使用する色は、私たちの心理に大きな影響を与えるものです。たとえば赤みのある色には温かみを、青みがかった色は寒く感じますし、黒は引き締まって見え、白は膨張したように感じます。また暖色なら前に近づいて見え、寒色は後ろに下がって見えたり、明度が低い色ほど重く、明度が高い色ほど軽く感じます。明るい色を多用するポップな内装設計デザインにする場合、このような色彩心理をよく考慮して色を選ぶ必要があります。オフィスの内装設計をポップなデザインにしたい場合、使用する色同士の相性にも配慮が必要です。色相の隣り合った類似色を利用したり、あえて対立色を使用することで鮮やかな配色を狙うなど、コンセプトや会社の雰囲気に合った色を採用し、集中力やコミュニケーションを妨げないデザインを検討しましょう。内装設計においては、あまりにも鮮やかすぎる色味は落ち着かない空間になってしまうため注意が必要です。
〇柄と単色とのバランス
ポップな内装設計デザインにおいては、単色と柄を組み合わせることも上級のテクニックです。ベースカラーに重ねるような形で柄デザインを内装設計へ導入すれば、オフィスのポップでおしゃれな雰囲気が際立ちます。柄もののスペースを広げすぎてしまうと、内装設計全体がまとまりのないデザインに見えてしまうこともあるため、単色と柄の適度なバランスを考慮することが大切です。
〇内装設計と家具・什器とのバランス
壁や天井、床、窓などとともに考慮しておきたいのが、内装設計と家具・什器とのバランスです。色や柄、デザインと内装設計をうまく組み合わせ、ポップな雰囲気が際立つような空間を検討しましょう。たとえば、色彩効果によって空間を広く見せるよう考慮された内装設計であれば、背の低い什器を配置することによって室内がより広く見えるようになります。壁の色を鮮やかな色に塗る内装設計なら、色彩を際立たせる柄物のソファを置くことでアクセントになります。
◎ポップな内装設計デザインを取り入れた当社の施工事例
長年使用されてこなかったような遊休不動産や築古物件であっても、リノベーションや内装修繕工事を行うことによってポップな内装設計を実現できます。
〇渋谷オフィス・ギャラリー・カフェ
ポップな内装設計デザインを取り入れた当社の施工事例 渋谷オフィス・ギャラリー・カフェ渋谷区神南にある木造2階建ての遊休築古建築を賃貸物件としてリノベーションした事例です。リノベーション工事中にイベントプロデュース会社さまの入居が決定し、当社は引き続き、飲食兼ギャラリーへの改修工事まで担当しました。「出来るだけ目線の通る空間に変えたい」というお客さまのご要望を受け、細かく小部屋に仕切られていた間取りを一新し、不要な壁面を撤去し空間に大きな抜きを作るという内装設計デザインをご提案しました。内装設計に際しては提携する大工とともに木造の構造を入念に調査し、耐震補強を十分に考慮しながら進めました。
〇東銀座多目的スペース
ポップな内装設計デザインを取り入れた当社の施工事例 東銀座多目的スペース中央区東銀座にある築古不動産をリノベーションし、法規適合調査や設備工事、内装工事を行った事例です。一級建築士資格者が内装設計、デザイン設計の段階からプロジェクトに参加し、消防・建築基準法や不動産の用途、設備状況の調査などに関してさまざまな角度から調査・検討を進めました。法人さまの多目的スペースとしてのリノベーションであり、調理設備やカウンターを中心として人が集える空間デザインを心がけています。「自分たちも空間作りに何かしらの形で参加したい」というお客さまのご要望を受け、あえて仕上げは下地までに留め、お客さま自らがDIYにて内装を仕上げられる状態にして完成させました。
◎まとめ
多彩な色や柄、デザインを取り入れられるポップな内装設計は、居住空間や店舗はもちろん、オフィスに取り入れることでさまざまな効果を発揮します。内装設計によって自社のアイデンティティや独自性を表現し、WebサイトやSNSを通じて幅広く情報発信を行えば、ブランディングや集客にも役立つでしょう。ポップな内装設計のオフィスや店舗をご検討の方は、当社までお気軽にご相談ください。

個性的なデザインを実現!ポップな内装設計で重視すべきポイント